◇明治安田J1リーグ第16節 横浜0―1鳥栖(2024年7月3日 神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場)
未消化だった第16節の1試合が行われ、横浜F・マリノスは鳥栖に0―1で敗れた。20年以来、4年ぶりとなる3連敗となった。
FW植中朝日が前節・東京V戦に続きスタメンを外れた。パリ五輪に出場するサッカー男子のU―23日本代表に選出された鳥栖のDF木村誠二は5試合連続の先発出場を果たした。
試合は前半30分、ペナルティエリア手前からシュートを許すも、DF上島拓巳が頭でブロック。同32分にはDF加藤聖が右足で強烈なシュートを放ったが、セーブされた。その後もFWアンデルソン・ロペスらが果敢にシュート。ゴールに迫ったが、得点ならず。ボール保持率61パーセントで前半を0―0で折り返した。
試合が動いたのは後半9分。鳥栖のFW横山歩夢に得点され、先制を許した。直後の同10分にはFWエウベルがシュートを放ったが、ボールはゴールポストに当たった。同21分からFW宮市亮が出場も流れを変えられなかった。
直近5試合は3勝2分けで負けなし。ハリー・キューウェル監督は試合前に「前回対戦の東京V戦は残念な結果に終わってしまったが、後半は良いパフォーマンスが出せたと思う。自分たちが証明できる部分、また次の試合があるので証明できる。それを一週間待たずに3日間の短い中で見せることができると思う」と語っていたが、3月福岡戦以来の無得点での敗戦となった。