◇セ・リーグ 阪神2―1広島(2024年7月3日 マツダ)
【記者フリートーク】6月29日に29歳の誕生日を迎えた大竹に衰えの感覚はない。「若いときは5回で“うわ、しんど”って思うことがあったけど、筋トレの重量も上がったし、投げるスタミナは今の方がある」。伸びしろを信じるのは自主トレを共にするソフトバンク・和田の存在があるからだ。
「43歳で最速を更新するような人を見ている。それがベースにあるから衰退するイメージは全く湧かない」
大食家の和田を参考にし、広島入りした1日夜はチャーハン2杯に海鮮やきそばに加えておかず7、8品を注文。翌2日の昼食はステーキにハンバーグ定食を平らげ、快勝後に「ステーキパワーですよ」とつぶやいた。蒸し暑い中でも涼しい顔で投げ抜いた。
(阪神担当・松本 航亮)