右肩を痛めて60日間の負傷者リスト(IL)に入っているメッツ・千賀滉大投手(31)が3日(日本時間4日)に傘下1Aで実戦復帰を果たした。ブルックリンの一員として臨んだホーム戦でハドソンバレーを相手に2回2/3を無安打無四球6奪三振。最速97マイル(156キロ)の速球と得意のスプリットで初回1死から4連続三振を奪うなど、マイナーリーガーたちを相手に格の違いを見せつけた。
許した走者は失策の1人だけで、3回2死、球数が35球となったところでスタンディングオベーションを浴びてマウンドを降りた。
千賀は2年目の今季、2月のキャンプ中に右肩を痛め、5月末に「早く復帰したいという気持ちで取り組んでいる」としていた。(ニューヨーク 杉浦 大介通信員)