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7・6スタート「〈物語〉シリーズ」最新作 斧乃木余接の台詞量が膨大!早見沙織が語るアフレコの緊張感と挑戦

スポニチアネックス 2024年7月4日 11時36分

 声優の花澤香菜、井口裕香、早見沙織が6月30日、東京・ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で開催されたアニメ「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」先行プレミア上映会に登壇した。

 2009年に放送された「化物語」以来、数多くのシリーズが映像化されてきた「〈物語〉シリーズ」。この日は新作の第1話にあたる「愚物語」が上映され、登壇した3人は、自分たちが声を吹き込んだキャラクター、千石撫子(せんごく・なでこ)の成長、阿良々木月火(あららぎ・つきひ)の激しい性格、斧乃木余接(おののき・よつぎ)の膨大な台詞量などについて語り合った。

 斧乃木余接は人形で抑揚のない話し方が特徴。冒頭からエンディングまでほぼ話し続けており、担当した早見は「集中力全開でやりました。息継ぎする暇もなくて。家で練習してきても、当日の心身のコンディションで少しでもブレがあると〓あ、生きてますね〓ってなっちゃうから、本当に難しかった」とアフレコ時の苦労を振り返った。

 阿良々木月火は、かわいらしい見た目とは裏腹に傍若無人な振る舞いで物語をかき回す。演じた井口は「やっぱりこいつうるせえな」という感じで、視聴者に愛してもらえるのか不安もあるとした。それでも「きれいな水に黒いものをポチャッと落とすのもスパイスになっていいと思う」と、月火の魅力として楽しんでほしいと呼びかけた。

 第2話から描かれる「撫物語」でクローズアップされる千石撫子は、これまでよりも一回り大人びた雰囲気を放つ。シリーズ第1弾から15年にわたって演じてきた花澤は「見終わったあと、自分自身のことも振り返って愛せるような素敵な物語になっているので、ぜひ楽しみにしてください」とアピールした。

 物語シリーズは、各話のヒロインが独自のオープニング曲を歌う斬新な手法が人気の一つ。「撫物語」ではオープニングテーマとして、千石(花澤)と斧乃木(早見)が「caramel ribbon cursetard」を歌っていることも新たに発表された。

 同作の主題歌は人気音楽ユニット、YOASOBIの「UNDEAD」。会場ではビデオメッセージも流され、Ayaseが「本当にこの物語シリーズの大ファンで、ずっと昔から愛している作品のテーマソングを書かせていただけるということで、本当に気合を入れて、最大の愛とリスペクトを持って書かせていただきました。原作の小説を西尾維新先生に書いていただくという贅沢な経験をしております。ものすごく気合が入ってる曲なので、アニメとともに楽しんでいただけたら」と熱いコメントを寄せた。

 アニメ「〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン」はABEMAで今月6日に「愚物語」、同13日からは「撫物語」がいずれも午後10時から無料独占配信される。

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