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藤森慎吾を“チャラ男”にしたのは…意外な女芸人 現在はテレビから消えるも「恩人」「今でも会ってます」

スポニチアネックス 2024年7月4日 12時24分

 お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」藤森慎吾(41)が、4日までに更新されたお笑いコンビ「ナイツ」塙宣之(46)のYouTubeチャンネルに出演。人生に影響を与えた芸人を実名告白した。

 バイト先で後の相方となる中田敦彦と出会い、仲良くなり、中田の影響でお笑いの面白さに目覚めた藤森。1年目で「武勇伝」のネタで大ブレークし「自分で言うのもなんですが、あれほどのブレークは見たことがないくらい」と、自身の芸人人生を振り返った。

 このブレークによって、「瞬く間にゴールデン3本、深夜1本のレギュラー番組を持たせてもらった」というが、周囲からは「平場も弱いし、トークもできないし、なんせ藤森が“何もない”」と言われ、吉本の当時のチーフマネジャーから「このままじゃアカンぞ」と指摘されたほど「つらい時期だった」という。

 芸人になってから相方からのダメ出しも厳しくなり、「俺ダメなんだな」と落ち込んでいたという。「正直20代、全然いい思い出なくて。仕事はあったしお金も正直入っていたんですけど…」と吐露した。

 そんな時、先輩芸人に唯一ほめられていたのがカラオケだったという。「お前とカラオケ一緒にいったらおもろいな~楽しいな」と言われ、「そこに俺の鉱脈がある」と考えた藤森。「たまたまその時、テレビで見かけて“この子たちだ!”と思ったのがあやまんJAPAN」と、09年に結成され、六本木周辺で飲み会を盛り上げるエンタメ集団として活動していた「あやまんJAPAN」との出会いが、自身を変えるきっかけになったと明かした。

 「ぽいぽいぽいぽぽいぽいぽぴー」のネタで一世を風靡(び)したあやまん。藤森は「震えましたよ、テレビを見ていて。すぐに吉本のマネジャーに電話しました」と振り返り、「あの子たちはどこの事務所ですか?何でもいい、コンタクトを取りたい」と言って連絡をとり、「何でもいいから一緒にやらせてください」と懇願。これがきっかけで“チャラ男”のキャラを確立した。

 このエピソードを聞いた塙は「自分をちゃんと分析して、客観的に見て、歌も歌えるしラップもうまいし…って」と、藤森の分析力に感心。「あやまんJAPAN、恩人じゃん」としみじみと聞き入った。

 藤森は「めちゃくちゃ恩人です。僕はいまだに感謝してますし、今でも会ったりします。初めて自分がアイデンティティを抱けたというか」と感謝を口に。今では「EXIT」や「ぱーてぃーちゃん」などの“チャラ芸人”がジャンルとして確立しているが、「僕の影響だとは全く思わないですけど…そういう道を切り拓けたというか。キャラが決まって、ちょっと楽になった」と本音を明かした。

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