03年に守護神としてサイ・ヤング賞を獲得した元ドジャースのエリック・ガニエ氏（48）が3日（日本時間4日）、ドジャースタジアムで行われたドジャース－ダイヤモンドバックス戦で始球式を務めた。
現役時よりほっそりとした姿でドジャースのユニホームに身を包み、軽快な投球を披露した。
ガニエ氏は99年にドジャースでメジャーデビューすると、02～04年にかけ、MLB記録となる84試合連続セーブ機会成功を成し遂げた。ちょうど20年前の2004年7月3日のエンゼルス戦が84試合連続セーブ成功した日だった。
クローザーとして通算187セーブをマークし、ドジャース時代の03年には55セーブを挙げ、救援投手でありながら、サイ・ヤング賞を獲得した。
2010年の現役引退後はフランス代表の監督を務めたほか、17年にはWBCカナダ代表に選ばれ電撃復帰。41歳で91マイル（約146キロ）を計測し、話題となった。
一方で、12年には自伝の中で、ド軍時代の同僚の8割が筋肉増強剤を使用していたと暴露。自身もヒト成長ホルモン（HGH）を使用していたことを公表している。