◇ナ・リーグ ドジャース4-12ダイヤモンドバックス(2024年7月3日 ロサンゼルス)
ドジャースは3日(日本時間4日)、本拠でのダイヤモンドバックス戦で投手陣が崩れ、大敗を喫した。
先発・スト―ンが立ち上がりに先制点を許すと、4-1の3回にはモレノの2ランなどで3点をうしない、3回4失点で降板。後を継いだ救援陣も失点が続き、終わってみれば16被安打で12点を失った。
試合後、デーブ・ロバーツ監督は「相手打線は1番から9番まで全員褒められるべき内容だった」とダイヤモンドバックス打線のつながりを称え「ストーンは直球とチェンジアップを織り交ぜたが、コース、高さがあまり良くなかった。球速は出ていたが、ダイヤモンドバックス打線は多くの球種に対応していた」と先発右腕を指摘。前回6月26日のホワイトソックス戦ではメジャー初完封を成し遂げただけに右腕の乱調にも「ストーンはこれまで我々にとって大きな存在だったので、ずっと完璧であることを求めることはできない」と大きく責めることはなかった。
また、前日も4回に2ランを放つなど“ドジャースキラー”となっている相手4番・ウォーカーに対しては「よく分からないが、ドジャースタジアムでは翔平より良い数字かもしれない」と大谷を引き合いに出し「同地区のライバルとして、彼は自分のベストを引き出している。彼は彼らの本拠地で私たちと対戦しても本当にいいプレーをする。この球場ではさらに別世界のよう(に打つ)。顔面付近にボールが来ても、逃げずに、本塁打を放った。彼は何も譲らない。マルテやピダーソンにも良い影響を与えているように見える」と今後も脅威になる存在として警戒を強めた。