俳優でコメディアンの高田純次（77）が4日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）にゲスト出演。昭和の歌姫・美空ひばりさん（享年52）さんとの共演秘話を明かした。
「ちょうと40年ぐらい前、美空ひばりさんがテレビドラマに主演するということで、（美空さんが）刑事役だったんです」と高田。「冬の日の寒いロケで、美空ひばりさんが当時見なかったんですけど、1人用のカセットストーブを持っていて。当たっていられて」と明かした。
「出番になってひばりさんが出ていくじゃないですか。“高田さんの出番までどうぞお当たりなさい”って言われて、ひばりさんが使ってた1人用のを僕1人で“これ、当たれるんだ！”って思って」と回顧した。
「それだけが記憶に残って、ドラマのことはまったく覚えてないです」とも。「ストーブに当たらせてくれたっていう、それだけ切り取ったように覚えていて、どんなセリフを言ったのか、何をしたのかまったく覚えてない」と苦笑いを浮かべた。
アルバイトで美空さんの自宅前の通りの水道管工事をやっていたことや、亡くなった年に発売された美空さんの代表曲の1つ「川の流れのように」の同じ作詞・作曲家のコンビに翌年に曲を提供してもらったことなど、意外な縁があることも明かしていた。