宝塚歌劇団は4日、2025年の幕開けとなる宙組公演「宝塚110年の恋のうた/Razzle Dazzle（ラズル ダズル）」を兵庫・宝塚大劇場と東京宝塚劇場で上演すると発表した。
「宝塚110年…」は、宝塚110年の歴史の中で「日本物」の作品から恋にまつわる名曲を選んだ日本物レヴュー。
「Razzle…」は、1950年代の米ロサンゼルスのナイトクラブを舞台に主人公が真実の愛に気付くまでを描くハートフルコメディー。
主演は、芹香斗亜（せりか・とあ）と春乃（はるの）さくら。
宙組は、昨年9月30日、25歳の娘役が宝塚市内の自宅で急死。10月1日から中止になり、6月20日に特別公演「La Grand Escalier―ル・グラン・エスカリエ―」を再開するまで一切公演を行っていなかった。
本拠地で芝居とレビューの2本立ての公演を行うのは、1年3カ月ぶりとなる。
公演は、2025年1月1日から2月2日まで宝塚大劇場、3月15日から4月27日まで東京宝塚劇場。