日本陸連は4日、パリ五輪に派遣する日本代表内定選手を公式ホームページで発表した。
男子100メートルでは、日本選手権で連覇を飾った坂井隆一郎(26=大阪ガス)が名を連ねた。抜群のスタートを誇るスプリンターは、過去2大会の世界選手権に出場している一方、五輪は初出場となる。
所属する大阪ガスを通じ、以下のようにコメントした。
「オリンピックは自分が目指す最大の舞台で、ずっと夢だったので出場が決まって大変嬉しく思っています。初のオリンピックとなるので気負うものはなく、挑戦者として挑むつもりです。
100mでは決勝に進出することを目標に、最大限の力を発揮できるよう残りの時間でしっかりと調整していきたいです。
リレーに関しては、これまで世界選手権で2回走っていますが、いまだメダルには届いていません。周りのメンバーも心強いので金メダルを目指して頑張ります。
応援のほどよろしくお願いいたします」
今季の坂井は3月末に発症した腸腰筋の痛みで出遅れながら、6月末の日本選手権で連覇を達成。さらにコンディションを上げ、臆することなくパリで勝負する。