パリ五輪のサッカーU―23日本代表に選出されたFW斉藤光毅(22=ロンメル)が4日、トレーニング拠点の英国からオンライン取材に応じ、エースナンバーを背負う覚悟を語った。
鋭いドリブルを駆使した突破力とゴール前での得点感覚を武器とする左ウインガー。目標としていた舞台への切符を勝ち取り「ワクワクしてる」と待ち望む。
今回は背番号10を背負い、得点源として期待される。発表時こそ「え、10番じゃん」という驚きがあったというが、今では覚悟を決めている。
「日本代表の10番はプレッシャーもかかるし、みんなの期待もあると思う。その期待を背負いながらやりたい。日本代表の10番はみんなを引っ張って、エースナンバーにふさわしい選手がほとんど。そう思ってもらいたいし、そう思わせないとだめ」
オーバーエイジ(OA)枠選出ゼロに加え、世代でも所属クラブから派遣が許可されず参戦できない選手もいる。「選ばれなかった人や、来たくても来られなかった人たちのためにも責任を持って戦いたい」と自らに言い聞かせるように誓った。