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俳優・赤塚真人さん死去 73歳「男はつらいよ」「たそがれ清兵衛」などで活躍 昨年食道がんで入院

スポニチアネックス 2024年7月5日 9時52分

 俳優の赤塚真人(あかつか・まこと)さんが4日、茨城県内の医療施設で死去した。73歳。茨城県出身。

 最期は家族と劇団関係者に看取られ、静かに息を引き取った。

 渥美清さんにあこがれ、俳優になることを決意。劇団ひまわりなどを経て、1967年に本格的に俳優デビューした。名バイブレイヤーで、「男はつらいよ」シリーズ、「幸福の黄色いハンカチ」など山田洋次監督作品の常連として知られた。

 幅広い役柄で活躍。ほかに映画では「たそがれ清兵衛 」(2002年)、「武士の一分」(2006年)、「母べえ」(2008年)などがある。ドラマでは「水戸黄門」「三匹が斬る!」「暴れん坊将軍」「鬼平犯科帳」などの時代劇ドラマシリーズにも多数出演。「仮面ライダーBLACK RX」(1988年~89年)、「3年B組金八先生」第6シリーズ(01年~02年)、「科捜研の女 クリスマススペシャル」(2013年)、「相棒」(同年、13話)などでもさまざまな役柄を演じた。

 また、2002年に「劇団TA2」を旗揚げし、2007年からは劇団名を「劇団裏長屋マンションズ」に変更、座長として活動した。

 2019年に「農業をしたい」と故郷の茨城県へ移住。劇団の拠点も茨城県へ移し、干し芋農家を手伝うなどしていた。一方で俳優活動も続けていた。昨年、食道がんで入院し、舞台の予定があったが休演。今年4月に復帰したが、再び体調が悪化したという。

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