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赤塚真人さん死去 芸能界から追悼の声 ダイアモンド☆ユカイ「初めて会った時から気さくで愉しい方」

スポニチアネックス 2024年7月5日 11時8分

 俳優の赤塚真人(あかつか・まこと)さんが4日、茨城県内の医療施設で死去した。73歳。茨城県出身。突然の訃報に、芸能界からは悲しみの声が上がった。

 歌手のダイアモンド☆ユカイはX(旧ツイッター)で「初めてお会いした時から気さくで愉しい方でした」と回想。「先輩達がいなくなるのは切ない。でも今を生きる僕らが思い切り愉快に生き抜いていく事がその答えだと思います。ご冥福をお祈り致します」と思いを込めた。

 1968年「でっかい青春」で共演した女優の水沢有美は自身のXで「昨日赤塚真人さんのお見舞いに伺い、まさか私の目の前で息を引き取るなんて…」と、赤塚さんを看取ったことを明かした。山田洋次監督の直筆の手紙をアップし、「この写真は、山田洋次先生から頂いたお手紙。これは入れてね…と…」とつづった。

 「心からご冥福をお祈りします。私との約束は、そちらに私も伺ってからですね~今までいっぱいありがとね…感謝感謝感謝」と追悼した。

 ラジオパーソナリティーの荒井幸博氏は、フェイスブックで長文で赤塚さんとの思い出や赤塚さんの出演作品を振り返り、「“アライちゃん、山田先生からキャスティングされたよ!”と山田作品に15年ぶりに『たどがれ清兵衛』にキャスティングされたことを喜び無邪気に報告してくれたことが昨日のことのように思い出されます」とつづった。「笑いとペーソスを演じられる得難い俳優でした」としのんだ。

 赤塚さんは、渥美清さんにあこがれ、俳優になることを決意。1967年に本格的に俳優デビューした。「男はつらいよ」シリーズ、「幸福の黄色いハンカチ」などの出演で知られた。2002年に「劇団TA2」を旗揚げ。2007年からは劇団名を「劇団裏長屋マンションズ」とし、座長として活動。

 関係者によると、数年前に「農業をしたい」と故郷の茨城県へ移住。劇団の拠点も茨城県へ移し、俳優活動も続けていた。昨年、舞台の予定があったが、休演していたという。最期は家族と劇団関係者に看取られ、静かに息を引き取った。

 「水戸黄門」「三匹が斬る!」「暴れん坊将軍」「鬼平犯科帳」などの時代劇ドラマシリーズにも多数出演。「仮面ライダーBLACK RX」(1988年~89年)、「3年B組金八先生」第6シリーズ(01年~02年)、「科捜研の女 クリスマススペシャル」(2013年)、「相棒」(同年、13話)などにも出演していた。

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