お笑いコンビ「FUJIWARA」藤本敏史（53）が5日、TOKYO MX「5時に夢中！」（月～金曜後5・00）に相方の原西孝幸（53）とゲスト出演し、ファン獲得のためにしてしまった若気の至りを告白した。
番組では、コンビの歴史をボードを使ってプレーバックした。その中に「吉本印天然素材を結成 アイドル級の人気者に」という1文があった。「吉本印天然素材」は90年代に日本テレビ系で放送され、若手芸人が多数出演した超人気番組。「ナインティナイン」や「雨上がり決死隊」など、人気コンビや芸人たちを輩出した。
すると藤本は恐縮気味に「アイドル級の人気やったのは…僕らはないですよ」と打ち明けた。藤本によると、「人気があったのは、雨上がり決死隊、チュパチャップス、ナインティナインでしたね。それが1軍みたいな」という。
「すごい格差があって。20歳そこそこだったので、キャーキャー言われたい。でも目の前ではさっき言うた3組がわーっとなって、出待ちとか追っかけとかいてるんですよ」
それでも、人気が欲しかった藤本は、“禁断の果実”に手を出した。「どうしてもファンが欲しくて、他のコンビのファンの出待ちしている子に、ロケの場所、日時教えてましたね」。内部情報を流すことで、ファンの気を引こうとしたといい、原西は「あの人に聞いたら教えてくれると。それを人気と勘違いして、彼は情報を漏らすというね」と苦笑いしていた。