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富永啓生 NBAペイサーズと「エキシビット10」契約!「プロキャリアの第一歩。ここからがチャレンジ」

スポニチアネックス 2024年7月5日 19時47分

 バスケットボールのパリ五輪男子日本代表候補で米ネブラスカ大を卒業した富永啓生(23)が、NBAペイサーズと開幕前のキャンプ参加を想定した「エキシビット10」契約を結ぶと5日、マネジメント会社が発表した。

  今季の富永はネブラスカ大をカンファレンス3位に導き、10年ぶりとなるNCAAトーナメント出場に貢献。チームはNCAAトーナメント初戦敗退となってしまったが、トーナメント期間中に開催された3Pコンテストで見事優勝を果たして、NBA入りに向けてアピールした。

 シーズン後にはキングズ、クリッパーズ、ブルズの練習に参加。6月末に行われたNBAドラフト2024で富永の名前が呼ばれることはなかった。しかしこの日、昨年唯一練習に参加していたペイサーズと「エキシビット10」の契約が発表された。

 エグジビット10契約は直近の労使協定で導入された新しい契約形態。無保証の最低年俸での契約で、レギュラーシーズン開幕までに2ウェイ契約に切り替えることが可能。もし契約解除された場合でも、契約チームの下部組織であるGリーグチームと契約できる。NBA入りはできないものの、実力のある選手の海外リーグへの流出を防ぎ、Gリーグでの成長を促すことを目的とした契約。

 富永は「ペイサーズからは1週間前ぐらいに話があった。すごくうれしかった。自分のスタイルを合っていると思うので楽しみ。プロのキャリアの第一歩。ここからが大きなチャレンジになる。自分をどれだけアピールできるか。(合流のスケジュールなどは?)まだ決まっていない。パリ五輪の後に少し時間があると思うので、ワークアウトしてからになると思う」と語った。

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