◇国際強化試合 日本－韓国（2024年7月5日 有明アリーナ）
男子バスケットボール日本代表は、5日に国際強化試合で韓国と対戦。NBAを経験している八村塁（26＝レイカーズ）、渡辺雄太（29）が欠場する中で、韓国に84ー85で敗れた。7日の韓国戦が国内最後の国際強化試合となる。
11点リードを許して前半を折り返した日本代表。ハーフタイムにトム・ホーバス監督は「残念だ…プレー強度など全然ダメ！」と喝を入れた。しかし第3Q終了時にはこの試合最大の20点差までリードを広げられてしまった。
しかし第4Qに一変。残り1分切って同点に追いつくと、残り40秒で馬場が好守備で相手のミスを誘った。残り36秒で相手の反則を誘った河村がフリースローを2本決めて、一度は逆転に成功した。しかしその後に韓国に得点を決められて、さらにホーキンソンの反則で2本のフリースローを与えてしまい、1本決められて敗戦した。
ホーバス監督は試合後に「第3クオーターまであんまりうちのバスケットができなかった。本当に残念と思います。でもやっぱりもっともっとステップアップしないと…もう3週間しかないからこういうゲームで勉強できたと思う。もっともっとステップアップして、良いバスケをやらないといけない。でも良いバスケをしてくれると思う」と回顧した。
そしてパリ五輪に出場する12人を選考する最後の2連戦。「サバイバルは選手たちも大変。でもチームを作るのも難しい。12人にならないとコンビネーションもできないと思う」とコメント。
その上で「第4Qのメンバーはコンビはすごくよかった。晶がいいプレーした。飛勇も良いオフェンスリバウンド見せていて、すごいよくやったと思う」と評価。
最後に「明後日の試合は、今日の第4Qの雰囲気を出だしから見せたい。お願いします」とファンに誓った。