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新潟・小見 今月も得点量産で“無敵モード” 6月は公式戦8戦4発で無敗貢献 五輪落選も「これが現状」

スポニチアネックス 2024年7月6日 4時1分

 J1新潟はきょう6日、ホームで鳥栖と対戦する。6月は公式戦8試合4ゴールと、無敗のチームをけん引したFW小見洋太(21)は、7月も得点量産を狙う。パリ五輪に出場するU―23日本代表入りは逃したが、チームで存在感を示していく。

 好調を維持する小見にもう迷いはない。「「どこで出ても良さを出すことは変わらない」と自信を口にし、鳥栖戦でも最大の長所の「ゴールに向かっていく」プレーを発揮することだけに集中する。

 6月の広島戦は1トップ、札幌戦は左サイドハーフ(SH)で先発。今季は右SHも多く務め、前線はどこでもできる。同1日の町田戦で今季初得点して長所を再確認してからは特に、そのゴールをイメージしたプレーが前線の流動性につながり、チームの連続得点にも貢献している。

 シュートにもこだわり、5月下旬からインパクトの際にボールを置く位置を意識して個別練習に取り組んできた。今週も「そこを固めたい」と、田中アシスタントコーチと一緒に汗を流した。

 昨年のアジア大会に出場するなどパリ五輪世代の一人としてアピールしてきたが、五輪出場はかなわなかった。「これが現状」。淡々と受け止める一方で、選出された同期入団のMF三戸(スパルタ)に祝福の連絡を入れた。「頑張ってほしい。彼はずっと目標として掲げてきたので。僕はテレビの前で応援したい」と笑顔を見せる。

 「次、目指すところはA代表」と目線はすでに上を向く。その一歩目として鳥栖戦で豪快にゴールを決める。(西巻 賢介)

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