◇欧州選手権準々決勝 ドイツ1―2スペイン（2024年7月5日 シュツットガルト）
日本サッカー協会（JFA）の宮本恒靖会長（47）が5日に放送されたWOWOW「欧州選手権準々決勝スペイン―ドイツ戦」にVTR出演。ドイツで開催中の欧州選手権について語る場面があった。
宮本会長は欧州選手権について「W杯以上に試合のレベルが高いのが今大会の特徴だと思います。戦術的な高さも見られるので面白い。素晴らしいアタッカーが揃っていて、ディフェンスがどう抑えるのかGKがどういうセーブをするのか非常に見ていて満足度が得られる大会ですね」と言及。
ポルトガル代表C・ロナウドについて聞かれると「（決勝トーナメント1回戦スロベニア戦）あそこで泣くんや!と思いながら見てましたけど、PK戦になった時にはしっかり1人目で決めてしまうという。危ないコースでしたけど、あれが彼のメンタルの強さをあらためて感じました。凄く気合いが入ってるじゃないですか今大会。最後なんだって想いをもってやっているのかなと」と話した。
さらに注目選手として「ジュード・ベリンガムは別格な存在になりつつある。ちょっと体が重そうに見えるんですけど、（決勝T1回戦でのバイシクルシュートは）身体が反応して枠に入れるのは普通の選手では出来ない。これから大スターになっていく選手だと思います」とイングランド代表21歳の逸材を絶賛していた。