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大谷翔平 どうした?自己ワースト更新する6打席連続三振 最近7試合では33打席で15三振

スポニチアネックス 2024年7月6日 12時25分

 ◇ナ・リーグ ドジャース―ブルワーズ(2024年7月5日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が5日(日本時間6日)、本拠でのブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。この日30歳の誕生日を迎え、第1打席から3打席連続三振に倒れた。前日も第2打席から3打席連続三振に倒れており、自己ワーストを更新する6打席連続三振となった。

 初回は右腕シバーレとの対戦。シンカー、スイーパーなどを駆使してカウント2―2と追い込まれると、最後は低めに変化するスイーパーにバットが空を切った。これで前日から4打席連続三振。7試合連続三振となり、最近29打席では13三振目となった。

 第2打席は3回の先頭打者。初球は外角高めのストライクゾーン表示から外れたスイーパーをストライクと判定されると、フルカウントから外角高めのカットボールを見逃して三振。こちらはストライクゾーンの枠にかかる際どい球だったが、場内のファンからは球審に対してブーイングが飛んだ。これで1試合4三振を喫した2021年7月17日のマリナーズ戦から翌18日の同戦の第1打席にかけて喫した自己ワーストの5打席連続三振に並んだ。しかし、初回に続いて2番スミスが2打席連続本塁打を放ち、ドジャースが2点を先行した。

 4回にグラスノーが満塁弾を被弾するなどして2―5と勝ち越された。4回にバルガスの2ランで1点差とし、なおも2死一塁で大谷が第3打席を迎えた。一発が出れば勝ち越しの場面だったが、カウント2―2から高めに外れるシンカーに手を出して空振り三振。前日から6打席連続三振となり、これで最近33打席で15三振となった。

 7回1死走者なしでの第4打席は左腕ハドソンとの対戦。ここも2球であっさりと追い込まれたが、カウント1―2からの外角スイーパーにバットをちょんと出して合わせたが、左飛に終わった。その後スミスが自身初の1試合3発とするソロで同点。なおも満塁と好機を拡大したが、ロハスが遊ゴロに倒れて勝ち越し点は奪えなかった。

 8回は1死一、二塁の勝ち越し機で第5打席を迎えたが、大谷は4番手右腕ペゲロの前にカウント1―1から一ゴロ。走者を進めることはできたが、またもバースデーアーチは生まれなかった。しかし、2死満塁からフリーマン、T・ヘルナンデスに連続適時打が生まれ、3点を勝ち越した。

 試合前にはデーブ・ロバーツ監督からワインをプレゼントされた。また、日本時間5日には契約企業が次々と祝福メッセージを投稿し、米国時間5日には大リーグ機構(MLB)や球団、代理人事務所「CAAスポーツ」などがSNSで祝福する中、主役のバースデーアーチが期待される。

 4日のダイヤモンドバックス戦では、今季2度目の3打席連続三振で3打数無安打も四球を選んだ初回に今季17盗塁目の三盗に成功。これでメジャー通算103盗塁とし、松井稼頭央を抜いて日本選手単独2位に浮上した。

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