タレントの中山秀征（56）が6日、「千原ジュニアYouTube」に出演。過去に不仲だった有名俳優を明かした。
司会の「千原兄弟」千原ジュニアから、中山と同じ事務所だった1年後輩の俳優・吉田栄作について問われると「最初はむちゃくちゃ…“なんだこいつは”と思った」と過去に“確執”があったことを明かした。
鳴り物入りだったという吉田。事務所のポスターやパネルなどが「吉田栄作一色になって。俺らのやつ全部撤収で。ちょっとピリついてはいたんだよね」と振り返った。「ある日、会社から帰ろうと思ってエレベーター待って“チーン”って開いたらそこに吉田君が立ってた」とし、中山が「“どうもおはようございます”って言ったらそのままスルーしたんですよね」とあいさつを無視して吉田はお辞儀する中山の横を通り抜けていったという。「俺だけじゃないですか、お辞儀してるの」とし「“この野郎。おもしれえじゃねえか”と。始まりますよね？」と“確執”のきっかけを明かした。「始まりました。そっから」と中山と吉田の“バトル”が始まったと明かし、ジュニアを笑わせた。
その件をきっかけに中山は「吉田栄作に対して一切僕は仕事をするつもりはないし、協力するつもりもない」と心に決めたという。さらに「後にそれは栄作に言われたんだけど、俺のやってるトーク番組の生放送に来て俺が質問しなかったっていう」と明かすほどのバチバチっぷり。
その放送終了後、たまたま東京へ帰る飛行機が吉田と一緒だったという中山。空港で並んでいるときに吉田に「今日帰るんですか？」と聞かれ「帰るよ」とぶっきらぼうに返すと、吉田は「そうっすか…ちょっと飲みに行こうかな」とボソボソつぶやいていたという。「お前が一人で飲もうと知らないよ」と思っていた中山だが、結局「酒好きなの？」と尋ねると「“はい”って。“どの辺で飲んでんの？”とかなるじゃん。“西麻布とか”」とし「“じゃあ行くか”って言ったんですよ、俺が。じゃあ“はい！”って」と吉田を誘ったと回顧。
「だから栄作は“このチャンスを”と思ってたんだと思うけど、俺もどっかで“いつまでもこんなことやってても…”っていうのはあったから」と当時の心境を明らかにした。「だから（空港の）行列は悪くないね。あれが空いてたら、もう乗っていてお別れで、今でももしかしたらダメだったかもしれないけど」と語った。
その飲み会で“あいさつ無視”の話題になると、吉田から「違いますよ、俺はね、背中であいさつしましたよ」とまさかのジョークが。これに中山が「シャレがきいてたっていうのもあって。なかなかうまい返しするなって」とし完全に和解できたという。