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ウーマン村本 米国から一時帰国で村本節さく裂 投票先公開 小池都知事には「卒業の喜びを教えたい」

スポニチアネックス 2024年7月6日 16時44分

 お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔(43)が6日、都内で出演するドキュメンタリー映画「アイアム・ア・コメディアン」(監督日向史有)の公開記念舞台あいさつに出席した。

 映画は「嫌われ芸人」と評される村本の2019年から22年までの3年間を追っている。22年に完成したものの、なかなか上演館の調整がつかず、今年念願の公開となった。村本は「核のごみになった気分でした」とユーモアを交えて、笑いを誘った。

 撮影した日向監督は「国内ではいろいろなラベリングをされているが、一緒にニューヨークに行った時は楽しそうだった。一途で楽しそうで、日本で言われている変なラベリングをゆうに超えて、自分の価値は自分で決めるという姿勢にほれました」と意外な一面を明らかにした。村本は「良いところを撮ってもらった。楽でした」と満足げだった。

 この日、村本は舞台あいさつのため米・ニューヨークから一時帰国。「生活は一言で円安に尽きます。円安で1年分で計算していた貯金が4カ月くらいでなくなりました。とにかく全部高いです」と苦しい懐事情を打ち明けた。日米の舞台の違いも語り「アメリカは自分の考えを持っていない人の方が浮いている。そのかわり、厳しいですね。日本のお客さんは家帰った後ネットに書き込むくらいですが、アメリカは一歩でもジョークの線を超えるとブーイングがある。毎日が沖縄の慰霊の日の岸田(文雄)首相みたいな感じで、凄いです」と表現した。

 ニューヨークでは毎朝7時には起床している。そこからカフェでホームレスの男性に単語を教わりながらネタをつくることもあるという。他にもアメリカの破天荒な体験も披露。住んでいるエリアにはドラッグがまん延しているといい「路駐の意味が変わった。みんな路(上)注(射)し放題みたいな。道で排泄している人にはネタで覚えるのに独り言しゃべっていたら“Are you OK?”とか言われました。毎日がそんな感じです」と語り、笑いを誘った。

 7日開票の東京都知事選にも言及。「期日前は蓮舫氏に入れました」と自ら投票先を明らかにした。「小池さんには卒業の喜びを教えてあげたい。何も分からないですよ、どういう回路(カイロ)なのかは…」と小池百合子都知事(71)の学歴詐称疑惑に絡めて、持論を語った。

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