侍ジャパンの井端弘和監督(49)が指揮を兼務するU15日本代表が6日、コロンビアで8月16日から25日に行われる「U15ワールドカップ」に向けたトライアウトを埼玉県内で実施した。
6月の初回と今回で計40人が面接や、走攻守の実技チェックを受けた。20人を選考予定で、指揮官は「世界一しか考えていない。世界一を達成できるチームをつくっていきたい」と語った。
中学生ながら1メートル89の大型左腕も参加し、実戦形式のテストでは本塁打を放つ打者もいた。
デジタルトライアウトを突破した選手たちだが、指揮官は「期待以上だった。ビデオだけじゃ分からない思った」と驚いた様子。犠打をしない方針の打線にも「打ち合いになっても打ち負けないチームがつくれる」と自信をのぞかせた。