◇明治安田J1リーグ第22節 町田1―0名古屋(2024年7月6日 町田GIONスタジアム)
J1首位町田のパリ五輪代表FW平河悠(23)が、惜別の決勝アシストで町田でのラストマッチを飾った。
平河は今夏イングランド2部ブリストル・シティーから期限付き移籍オファーを受け、自身初の海外挑戦を決断した。チームはこの試合前に平河が海外移籍準備のため、試合後にチームを離脱すると発表。町田は前半30分、相手のクリアをMF下田北斗がヘディングで跳ね返すと、ボールを受けた平河が相手を引きつけ、落ち着いて下田へリターン。下田が鋭い切り返しから利き足と逆の右足でゴールし、これが決勝点となった。
平河は試合後にチームメートとともにサポーター席へ向かい、惜別のあいさつ。「このたび海外挑戦することになりました。最終的な目標を達成するために、しっかり頑張ってきたいと思います。今年町田が優勝することを願っていますし、自分も新天地でいい報告ができるように頑張ってきます」と決意を語った。その後チームメートから、背番号と同じ7回胴上げされた。