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【阪神・岡田監督語録 TV取材】阪神監督歴代最多の515勝に「ボールは家に持って帰ります」

スポニチアネックス 2024年7月6日 21時55分

 ◇セ・リーグ 阪神2-1DeNA(2024年7月6日 甲子園)

 伊藤将の好投と、佐藤輝の決勝打で阪神監督として歴代最多の515勝を甲子園で決めた岡田監督。坂本からウイニングボールを渡され「家に持って帰ります」と勝利の喜びを語った。以下は一問一答。

 ――初回は嫌な流れになりかけたところから始まった。

 「いやいや、それは大きかったですね。初回ね。最低1点はやっぱり覚悟しないといけない展開だったですけど」

 ――バッテリーも走られた後、昨日の三盗も頭にあった。

 「いやいや、昨日じゃなしに、おとといからでしょ。よくアウトにしましたね」

 ――同点は小幡のタイムリー。

 「もうね、なんとか坂本もサードに送ろうとする、そういうバッティングも光ったし、まあね、昨日もね、あそこで、同じ5回かな。あれもな。おーん。(走者を)還せなかったので、早いイニングに還せたのでね。後半勝負かなというような感じでいきましたね」

 ――佐藤輝の勝ち越し打が。

 「左(投手)くるね、左一枚だったんだけどね、多分左くるだろうな、と。5、6(番)のところでね。まあ、初球からミスショットしないでね。良かったと思いますよ。次も惜しかったですけどね。島田の当たりもね」

 ――佐藤輝の最近の打撃は

 「結果も出てるしね。ホームランじゃなしにね、軽打というかヒットの積み重ねが最終的にホームランになるんじゃないですか」

 ――先制されて逆転は久々。

 「先制いうてもね、1点がほんとの先制かなと思うけど。まあ、反発力というかね、そういうゲームが少ないんでそういう展開になるんだけど。いつもこういう展開で勝つか負けるか、そんなんばっかりですけど」

 ――伊藤将が1カ月ぶり勝利。

 「いやいや、初回乗り切って、2回以降は低めに集まったし。まあ、オースティンには失投と思うけど。球数も少なかったんだけど、チャンスも来たしあそこまで投げればね。きょうは2人(ゲラ、岩崎)で済んだんで。何とか明日はね、2人休ますようにしたいですけどね」

 ――得点した後の守り。先頭を出しながらも併殺が2つあった。

 「そうですね、また初球ね、いきなりヒット打たれたけど、まあ、しのいでしのいでじゃないですか、それはね」

 ――阪神の監督として歴代最多の通算515勝。

 「まあね、数字が出るとね、毎日がすごく長く感じるんでね、あんまり気にしないようにしてたんですけど。今日はボールもらいましたね、みんな覚えてて」

 ――どの選手からもらった。

 「いや、坂本でしょ、最後。坂本やったと思いますけどね」

 ――監督の中でもこのボールは特別なものになるか。

 「いやいや、当然、家に持って帰りますけどね、それはね」

 ――明日に向けて。

 「いやいや、いつも5割なって、本当苦しいね、そういう勝ち方っていうか、そこでまた今回も食い止めたんで、もうちょっとゆっくりね、明日は野球したいと思いますね。それだけですね」

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