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巨人グリフィン 雷雨で1時間遅れも集中力切らさず、8回1失点「岸田との打ち合わせ通りに」

スポニチアネックス 2024年7月6日 22時19分

 ◇セ・リーグ 巨人4―1ヤクルト(2024年7月6日 神宮)

 巨人の来日2年目左腕、フォスター・グリフィン投手(28=米国)が6日のヤクルト戦(神宮)で今季8度目の先発登板。雷雨のため試合開始が1時間遅れとなるなかで8回4安打1失点と好投し、6月15日の日本ハム戦(エスコンF)以来21日&3試合ぶりとなる今季3勝目(2敗)をマークした。

 激しい雷雨のため、当初の午後6時試合開始予定が6時15分、6時半、7時と3度にわたって変更となり、結局7時1分にようやくスタート。先発投手としては調整が難しい試合となった。

 だが、マウンドに上がる前の初回に主砲・岡本和の14号2ランで味方打線に先制してもらうと、スイスイとイニングを重ねた。

 2―0で迎えた6回には昨季まで巨人に在籍していた代打・北村拓に一発を浴びて1点差に迫られたが、直後の7回にヘルナンデスが6号2ランして3点差。8回を投げ切って最後のマウンドは守護神・大勢に譲った。

 敵地でヒーローインタビューに臨んだグリフィンは、スタンドの大歓声に「アリガトウゴザイマ~ス」とまずは日本語で第一声。

 激しい雷雨のため試合開始まで1時間待たされたが、「待っている間は集中力を切らさないようにして。いざ始まったら、いつもと同じ試合なので、同じ気持ちで臨みました」と冷静に振り返った。

 8回4安打1失点という投球内容については「調子は良かったです」とし、「(捕手の)岸田ともしっかり事前に打ち合わせをして、打ち合わせ通りにしっかり実行に移すことができました」と胸を張った。

 「チームが勝って、このカード勝ち越しを決めたのが一番です」とあくまでもチーム第一だという助っ人左腕。「あした勝って(ヤクルト相手に)3連勝してカードを終えたいと思います」と続けた。

 そして、雷雨のなかで1時間も開始を待ってくれた大勢のファンに向けては「1時間お待ちくださってありがとうございました。そうした皆さんの声援が、非常に、私だけじゃなくて選手全員の気持ちを高ぶらせて後押ししてくれました。ありがとうございました」と感謝し、最後は「アリガトウゴザイマシタ!」と日本語で締めくくった。

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