◇明治安田J1リーグ第22節第1日 東京V1-1C大阪(2024年7月6日 味の素ススタジアム)
パリ五輪のバックアップメンバーに選ばれているMF山田楓喜(22)が前半42分に一発レッドとなったが引き分けた。
後半4分に山見大登(24)がPKを決めて先制したが、31分に追いつかれた。城福浩監督(63)は「勝ち点3を取りたかったが、セレッソ相手に10人で55分ぐらい、よく粘り強く戦って1を取れた。選手をほめたい。あれだけハードワークして、押し込まれる時間長かったが、人数足りていたしスペース消していたので、失点は反省したい」と振りかえる。
山田楓については「アグレッシブと表裏一体の所がある。3度、4度追いしてハードワークし、その勢いでいってしまった。我慢強くとアグレッシブと並立は簡単ではない。思いと粘り強さの共存ができなかったことは、経験にしないといけない」と話した。
山見も「PKは絶対蹴ろうと思った。リーグではホーム初ゴール、感慨深い。足が振れている感触があったし、よくなっている。スタメンで出て結果を残さないと次につながらない。日頃からやっていることを形で示せた」と、ホッとした様子だ。