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ヤクルト・北村拓 古巣・巨人相手に移籍後1号 チームは3連敗で空砲も「下向く姿は選手としてよくない」

スポニチアネックス 2024年7月6日 22時52分

 ◇セ・リーグ ヤクルト1―4巨人(2024年7月6日 神宮)

 ヤクルト打線が4安打1得点と元気がなく、3連敗を喫した。

 先発の高橋は初回にいきなり岡本に先制2ランを浴びるが、2回以降は立て直して6回6安打2失点で試合をつくった。

 打線は相手先発・グリフィンを攻略できず、5回まで無得点に抑えられた。2点を追う6回に代打・北村拓が移籍後初アーチとなる1号ソロを放って1点差に。ただ、嘉弥真と星を投入した7回に2点を失って突き放され、追い上げムードがしぼんでしまった。

 北村拓にとっては特別な一発になった。移籍後初の本塁打が古巣・巨人戦で飛び出し「ホームランを打てるとは思っていなかったけど“打ちたい”“どうにかしたい”という気持ちはあった。たまたま巨人相手にそういう姿を見せられたのもそうだし、(神宮のファンの前で)ダイヤモンドを一周できて凄く気持ちよかった」と振り返った。

 その上で「今は負けが続いてチーム状況的に苦しいですけど、やっぱりやっている以上は勝ちたい。ベンチにいるメンバーもどうにかして勝ちたいという気持ちは一緒なので。たくさん応援してくれるファンもいらっしゃるので、そこで諦める姿というか下を向いている姿というのは選手としてよくないという思いは常に持ってやっている」と言葉に力を込めた。

 5日の巨人戦で下半身の張りを訴えて途中交代したサンタナはこの日、今季初めて欠場となった。打線の軸を欠く中、代打起用で気を吐いた北村拓を高津監督は「ああやって思い切った打撃をしてくれると次に期待したいですね」と賞賛した。

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