音楽ユニット「ツユ」が6日に公式X（旧ツイッター）を更新。今後のCD販売や音楽配信を巡る対応について報告した。
「ツユ」を巡っては、メンバーでギタリストの「ぷす」こと矢野麻也容疑者が今年5月31日、殺人未遂の疑いで逮捕された。東京都中野区野方のマンションの一室で10代少女の胸を刺し、重傷を負わせた事件で、矢野容疑者は「彼女を刺し殺して、自分も自殺しようと思った」と容疑を認めている。
「平素より大変お世話になっております。ご報告が遅くなり申し訳ございません。先日お知らせいたしました発売済みのCDや音楽配信、YouTubeのMusic Videoに関する協議が完了しましたのでご報告いたします」と書面画像を掲載。
株式会社ポニーキャニオンが管理している楽曲ではアルバム 「アンダーメンタリティ」は出荷停止。音楽配信ではアルバム「アンダーメンタリティ」と、「いつかオトナになれるといいね。 」から「アンダーヒロイン」までの配信シングル、該当楽曲を含むコンピレーションCDも出荷停止となった。
また、逮捕された「ぷす」が権限を保持しているインディーズの楽曲として「弁護士を通して確認したぷす氏の意向を下記に記します」として掲載。
アルバム「やっぱり雨は降るんだね」、アルバム「貴方を不幸に誘いますね」については「在庫がある分は出荷するつもりでしたが、先日倉庫の在庫が無くなったため、対象商品は出荷停止とし、市場に出回っている商品が無くなり次第販売終了となります」と告知。
一方で配信アルバム「やっぱり雨は降るんだね」「貴方を不幸に誘いますね」「くらべられっ子(TUYU Remix)」から「終点の先が在るとするならば。」までの配信シングルと、配信シングル 「革命前線」「それでも雨は降るんだね」については、「配信停止の措置は行わないこととなりました」と報告した。
YouTubeに公開しているMVについては、「公開停止の措置は行わず、停止とならない限りは広告収入もそのままつけておくこととなりました。私達の意向としては、収益が発生するものは完全に停止し、YouTubeのMusicVideoのみ公開するつもりでした。miroのピアノアルバムはすぐに私達で発売中止の判断をしましたが、ぷす氏はこの状況でも変わらずインディーズ作品を出荷するつもりだったことに対して、非常に残念に思います。改めて、この度は皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした。そして沢山のご声援をありがとうございました」と結んだ。