Snow Manの渡辺翔太（31）が10月9～29日に東京・帝国劇場で上演される舞台「DREAM BOYS」に主演する。昨年からの続投で、建て替えに伴い、現在の帝劇での上演は最後。「本当にありがたいお話。昨年以上に身が引き締まる思い」と心境を語った。
04年に滝沢秀明氏（42）主演で初演。KAT―TUNの亀梨和也（38）、Kis―My―Ft2の玉森裕太（34）らが演じてきた人気シリーズ。初演から20周年の節目を迎え、公演回数は750回を超える見込みだ。演出はKinKi Kidsの堂本光一（45）が引き続き担当する。
ボクシングを題材に熱い友情を描くストーリー。主人公のライバル役はSixTONESの森本慎太郎（26）が続投する。渡辺と森本はジュニア時代からSnow ManとSixTONESとして切磋琢磨（せっさたくま）し、同時CDデビューした“戦友”。渡辺は「慎太郎が毎日笑わせてくれたので凄く幸せでした」、森本も「2回目で、相手もしょっぴー（渡辺）なので、何の不安もない」と厚い信頼を寄せている。
現在の帝劇は建て替えのため、来年2月で休館する。幼い頃から何度も立った特別な舞台だが、森本は「変に肩に力を入れず、僕たちらしくやりたい」と抱負。「DREAM…」は帝劇で上演されてきた作品。森本は「（2人が演じるのは）最後じゃないですかね。仮に5年後に新しい帝国劇場ができるとしても、俺たち、もうおじさんだよ？」と笑う。渡辺は「次に見られるのは、いつになるか分からない。今年の『DREAM…』を目に焼き付けていただきたい」と呼びかけた。（糸賀 日向子）