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スイス指揮官 8強敗退も選手称賛「誇りに思う」 負傷ジャカのフル出場に驚き「プレー出来たのは奇跡」

スポニチアネックス 2024年7月7日 6時38分

 ◇欧州選手権準々決勝 スイス1―1(PK3―5)イングランド(2024年7月6日 デュッセルドルフ)

 サッカーの24年欧州選手権(EURO)ドイツ大会は6日、スイスが準々決勝でイングランドと対戦。1―1のまま延長戦でも決着つかず。突入したPK戦で3―5と敗れ、同国史上初の4強進出とはならなかった。

 決勝トーナメント1回戦で前回王者イタリアを下すなど快進撃を見せたスイスだったが惜しくも8強敗退。ヤキン監督は試合後「辛いです。私たちはとても努力し、たくさんのチャンスを作りました。選手たちと国のために残念です。イングランドにはあまりチャンスがなく、私たちは自分たちでかなりのチャンスを作りました。私たちは帰国するに値せず、本当に誇りに思います」とコメント。

 落胆しつつも「PK戦は運の問題だが、私たちにはそれがなかった。私たちはビッグチームに多くの問題を引き起こしたので、胸を張って退場することにするよ」と続けた。

 PK戦で失敗してしまったDFアカンジについては「慰めの言葉など必要ないでしょう。彼のパフォーマンスとリーダーシップに感謝します」と選手を擁護。「深い悲しみがあり、私たち全員がそれに耐えなければなりません。しかし、誇りも十分にあります。全体として、非常に成功した大会でした」と今大会を振り返った。

 また、主将のMFジャカに関して「彼は怪我をしながらプレーしていた。イタリア戦の序盤に怪我を負い、今週はほとんど練習していない。私にとっては、彼が今日プレー出来たのは奇跡だ」と告白。「それでもピッチに立ち続けたのは彼の性格と意志の強さを物語っている」と絶賛した。

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