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野呂佳代 やさぐれていたアイドル時代回顧「マジでつらかったことも」「そうでもしないといられない」

スポニチアネックス 2024年7月7日 12時20分

 タレントで女優の野呂佳代(40)が7日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。やさぐれていたアイドル時代を回顧した。

 この日はフリーアナウンサーの神田愛花、タレントの菊地亜美とともにトーク。神田は23年1月から「ぽかぽか」のメインMCに就任。野呂と菊地は同番組のレギュラーコーナー「飲みながランチ主婦の会」に担当している。

 幼稚園の時に同局の大ヒットドラマ「101回目のプロポーズ」(1991年)を見て芸能界に憧れを抱くようになったという野呂。「女優さんの切ない表情が凄く素敵だった。で、武田鉄矢さんの面白さが良くて」とし、「目立ちたいし、演じるというのがどっかで好きだったと思う」と振り返った。

 そんな中、2006年に「第2期AKB48追加メンバーオーディション」に22歳で合格。同年10月発売のメジャー1stシングル「会いたかった」で最年長で選抜入りを果たした。2009年にSDN48のメンバーとしても活動を開始。2011年にSDN48キャプテンとして他のメンバー全員とともにグループを卒業した。

 アイドル時代について、「ファンの人に対してのやり方がわからなかった。わからないで入っちゃったところがあって」と野呂。「ダンスと歌はぶっちゃけ大好きだったから、その1点で入ってきたところがある。中に入ったらファンの人が大事だったってことがそこで初めて気づく。今となってはめちゃくちゃありがたかったなって。生放送とか大好きになったし、一般の方とも例えばロケに行った時に、どうやって会話したらいいかっていうのも何となくファンの人たちのおかげでわかった気がする。なくてはならないんだけど、その当時、マジでつらかったこともいっぱいあった」と振り返った。

 神田から「やさぐれたりはしなかった?」と聞かれると、野呂は「仕事はないから、劇場しか。夏とか劇場の前に海に行って遊んでから劇場公演やって、とかを…。そうでもしないといられないわけ」。グループ全盛期を知りつつも「知ってる人じゃない人のほうだから。凄く嫌なの。悔しくてたまらないよ」と話した。

 菊地から「毎日流れていたMCとかにいます?『Everyday、カチューシャ』とか」と素朴な疑問を投げかけられると、「全くいない」と野呂。「模索、何年も何年も模索していることだけだった。そんな気がする。チャンスも“あれ、チャンスだったんだろうな”とか、私より年下の子とか本当に大変だったと思う。幼少期にそういう気持ちを…だから強いんじゃない、みんな」とした。

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