◇南米選手権準々決勝 ブラジル0―0（PK2―4）ウルグアイ（2024年7月6日 米ネバダ州ラスベガス）
ブラジルが0―0で突入したウルグアイとのPK戦に2―4で敗れて準々決勝で敗退した。ともに決め手を欠いた伝統国対決は後半29分にウルグアイのDFナンデスが退場処分で10人となったが、FWビニシウスが出場停止だったブラジルは数的優位を生かせないまま両チーム無得点で90分を終え、決勝以外は延長戦を行わない大会規定でPK戦に突入。後蹴りのブラジルは1人目と3人目が失敗し、4人目だけがゴールを逃したウルグアイは最後の5人目が決めてブラジルを突き放した。
26年W杯北中米大会南米予選で2勝1分け3敗で10チーム中6位に沈むブラジルは監督交代を経て南米選手権に臨んだが、1次リーグは1勝2分けと精彩を欠いてD組でコロンビアに次ぐ2位。期待を裏切る結果に再び批判が高まることになりそうだ。