◇ナ・リーグ ブレーブス5―1フィリーズ（2024年7月6日 アトランタ）
ブレーブスのマルセル・オズナ外野手（33）が6日（日本時間7日）、本拠でのフィリーズ戦に「5番・DH」で先発出場。初回に2戦連発とする23号2ランを放った。
初回にアルビーズの適時打で1点を先制し、なおも2死一塁の場面。オズナは左腕スアレスの低めのカーブをすくい上げて中越えへ25度の角度の低弾道のライナーで運ぶ一発。ナ・リーグ本塁打トップのドジャース・大谷翔平にも一発が生まれたが、5本差をキープした。この日の2打点で今季72打点とし、並んでいたフィリーズ・ボームを抜いて打点はリーグトップに立った。
6月22日に21号を放った時点では打率が.312だったが、その後は調子を落とし、11試合ノーアーチで4日まで打率が.296まで低下していた。それでも5日のフィリーズ戦で12試合ぶりの一発を放つと、2試合連続本塁打をマークし、大谷を追う態勢を整えた。
オズナはオールスター戦（アーリントン）のファン投票でも中間発表では「DH部門」で大谷に次いで2位だったが、最終結果はフィリーズ・シュワバーが150万8216票を集めて2位に。オズナは131万2202票で3位で最終投票に進めなかった。