◇パ・リーグ オリックス6-3日本ハム(2024年7月7日 京セラD)
オリックスは逆転勝ちで3連勝。楽天が敗れたため、5位から5月4日以来となる3位へと一気に浮上した。
1―3の6回1死二、三塁で宗が右翼線へ同点の2点適時二塁打。さらに2死三塁で、杉本が左中間へ決勝の2ランを放りこんだ。
先発のエスピノーザは6回7安打3失点で今季6勝目。本拠地・京セラドームではこれで6戦5勝無敗とした。
ヒーローインタビューでは、宗が「初球から完璧なスイングをしようと思って。いい結果でよかった」と振り返り、好守についても「僕は守備からリズムをつくってバッティングにつなげる意識でやっている。それがいい形になった」と語った。「4連覇も僕らは諦めてないので。目の前の1戦1戦を大事に頑張っていきたい」と宣言し、ファンの拍手を浴びた。
杉本は決勝弾について「いい感じでした」と手応え。「前の打席にチャンスで凡退したんで、次こそって気持ちで打席に立ちました」と回想。また、「宗が攻守に大活躍してたんで、その勢いに乗ることができました。宗、ありがとう」と、横に立つチームメートに感謝した。
5試合で3本の本塁打。「ちょっといい感じになってきたんですけど、またすぐにダメになるのが僕なんで…」と自虐発言で笑わせ、「気を引き締めて頑張ります」と誓っていた。