Infoseek 楽天

日本ハム新庄監督 逆転した次の回に4失点の伊藤に「ちょっと多くないですか」 10戦わずか1勝も前向く

スポニチアネックス 2024年7月7日 17時57分

 ◇パ・リーグ 日本ハム3―6オリックス(2024年7月7日 京セラD)

 4連敗で借金3の5位に転落した日本ハムの新庄剛志監督(52)が7日、敗戦後に「前半絶不調で…10連勝して、ここまで上がってきたっていう気持ちになるしかないですね、もうね」と言葉を絞り出した。

 直近10戦で8敗、わずか1勝(引き分け1)。新庄監督は「追い上げていくっていう気持ちで(9日の)西武からやっていきます」と必死に前を見据えた。

 この日の戦いは0―1で迎えた5回にスクイズや粘りの四球を生かし、水谷が2点適時打を放つなどして3点を奪い一時逆転。指揮官は「そうなのよ。(その裏に)伊藤くんがすんなり抑えて。おっ、これで流れ来ると思いましたけどね」と回想。五十幡のスクイズに関しては「サイン。今は(チームが)こういう調子だから、積極的に動いて流れを持ってくるしかないと思って」とサインの意図を明かした。

 先発の伊藤のピッチングについては「見ての通り。抑え切らないと」と苦笑い。5回と6回の違いを聞かれた新庄監督は「それは本人に聞いて。(4回までは)いいピッチングだったんですけどね、伊藤くんらしい。どうしても(味方が)点を取ったら…どういう気持ちなのか分からないですけど。今シーズンちょっと多くないですか。取られる時…それは本人に聞いてみて。OK」と逆転した次の6回に4点を失ったことに言及。5回2/3を5失点で3敗目を喫した右腕へ、期待を込めて厳しい言葉で締めた。

この記事の関連ニュース