落語家の立川志らく(60)が7日、大阪市内で行われた関西伝統の賞レース「ABCお笑いグランプリ」に審査員として出演した。
18年から5年連続で「M-1グランプリ」の審査員を務めたが、昨年は審査員を下りた。志らくは「恥ずかしながらM―1から流れ流れてこちらに参りました。私もなんでM―1が勇退になったか分かってない。多分クビになったと思います」と、どちらの賞レースも主催しているABCテレビに対して皮肉まじりのコメント。MCの山里亮太を「いえいえ、勇退ですから!」と慌てさせた。
しかし、相変わらずの独特の審査で番組を盛り上げた。令和ロマン以上に評価したフースーヤは「言葉のマジックが天才的。芸術です」と絶賛した。
最終決戦に進出した青空1号には「東京03に続くようなネタ。これからテレビに出ないとおかしい」と、新しい才能を高く評価。また、同じく最終決戦に進出した8人組のコント集団「ダウ90000」については「良質なコメディ。4分なのに1時間くらに感じる濃度だった」と感心していた。