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日本生命特別コーチ 元阪神・福留孝介氏が2軍降格の森下にエール「変なことを10日間でする必要もない」

スポニチアネックス 2024年7月7日 18時36分

 ◇プロ・社会人交流戦 阪神1-3日本生命(2024年7月7日 鳴尾浜)

 阪神2軍は7日、練習試合で日本生命に敗れた。この試合で、唯一の得点となるソロ本塁打を放った森下について、日本生命特別コーチを昨年から務めている元中日・阪神OBの福留孝介氏がエールを送った。以下は試合後の一問一答。

 ――プロ・社会人の交流試合は野球界の発展のために有意義なもの。

 「そうですね。逆にプロの方々にはあれですけども、こういう社会人の選手って、なかなかそういうチャンスはないし。そういった意味ではすごくいい経験にはなったと思う。やっぱりプロのバッティングであったりとか、ピッチング、そういうのはやっぱり社会人選手が経験するということは、彼らのためにはすごくプラスだと思うんでね。非常に良かったと思いますよ」

 ――試合前に森下と会話。森下は「状態は悪くない」と言われたと話していた。

 「見ててもね、状態が悪いという、そんな感じもない。あとは、本当に本人の気分というか、気持ちというか。やっぱり逆に自分でこう(下がる)なってしまうこともあるだろうし、そういうところの気分の違い、気分転換じゃないけど。ここでしっかりとまた汗を流してというのができれば。今日は、いくら社会人の投手とは言え、そうそう簡単にミスショットせず、引っ張って捕まえるのは大したもんだよ」

 ――森下は最短10日間で戻りたいと。福留さん自身の経験も踏まえてどのように過ごすべきか。

 「まずもう自分のやることというのは多分わかってるわけだし。そこをしっかりとやっていく、消化していくという。だから、それをあれをしなきゃ、これをしなきゃじゃなくて。自分のやることでもわかってるわけだから、もうそこに向けてしっかりとやっていく、それだけじゃない。変なことを10日間でする必要もないし。それだと思うよ」

 ――2年目は難しさもある。

 「それはだってね、1年目と違って周りも研究してくるし、そういう難しさというのは絶対出るんだけど。まあまあ、これもまた一つの経験。これから先、自分がまた伸びていくための経験です。いい経験をしてるんじゃない」

 ――福留さん自身も2年目は難しかった。

 「俺は2年目、3年目はダメだったからね。2年目の難しさは絶対あると思う」

 ――監督もかなり期待されている。

 「もちろん、これだけのバッティングセンスっていうか、そういう技術、ものを持ってる選手なんだから。それは誰もが期待するし、そう思うよ」

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