◇セ・リーグ 阪神-DeNA(2024年7月7日 甲子園)
阪神・中野が打球に背を向けて走りながらフライをキャッチするスーパープレーを見せた。
2回に4連打で3点を先制されてなおも1死二、三塁。度会の詰まった打球は、二塁定位置付近にフラフラと上がった。それを追って、前進守備の位置から目を切って猛ダッシュ。まるで背中に目が付いているかのように、背走のままグラブを差し出してつかんだ。捕球後はタッチアップを警戒してすぐにボールを返球した。中野の打球感と足があったからこその美技に、甲子園が大きく沸いた。
この後、西勇がオースティンを打ち取って、その後の失点を防いだ。