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【ボクシング】アマ全日本選手権王者の横山葵海 初陣で2回TKO勝ち 先輩・内山高志氏「めっちゃ強い」

スポニチアネックス 2024年7月7日 19時13分

 ◇プロボクシング53キロ契約6回戦 横山葵海(ワタナベ)<2回1分2秒>ワン・ハオ(中国)(2024年7月7日 東京・両国国技館)

 22年のアマチュア全日本選手権バンタム級王者の横山葵海(22=ワタナベ)がB級(6回戦)デビュー戦で鮮烈なTKO勝利を飾った。

 1回終了間際、右ストレートで最初のダウンを奪うと、2回にはワンツーを効かせてからジャブの連打で2度目のダウンを奪い、レフェリーが試合を止めた。「ダウンを奪ったパンチの感触はなかった」と振り返った横山は「特に緊張はなかった。冷静にスパーどおりに戦えた。ホッとしています」と安堵(あんど)の表情。担当する町田主計トレーナーは「最近の中国人選手は手強いので警戒していた。100点」と称えた。

 試合後の会見中にはワタナベジムと拓大の先輩で、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏が「めっちゃ強いですね」と一言。これには横山も「照れますね」と笑顔を見せた。

 認められれば、次戦は特例8回戦を行う予定で渡辺会長は「年内にあと2試合やりたい」構想を明かす。横山は「パンチをもらわずにきれいな顔で終わりたい。いい試合ができる選手になりたい」と誓った。

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