◇セ・リーグ 阪神6-5DeNA(2024年7月7日 甲子園)
阪神がDeNAにサヨナラ勝ちを収めた。甲子園が歓喜に沸く中、ヒーローインタビューには好救援の桐敷拓馬投手(25)、プロ初安打・初打点をたたきだした野口恭佑外野手(23)、決勝打を放った原口文仁内野手(32)が登場した。
以下、一問一答。
◇桐敷
―9回1点ビハインドで登場した気持ち
「負けてる場面ではありましたけど、自分がしっかり3人で抑えれば野手陣が絶対逆転してくれると思ってたので、3人で抑えられて、サヨナラ勝ちもできたので良かった。いい流れを攻撃につなげられた」
―2つの三振も狙い通りか
「ちょっと抜けちゃったりしたんですけど、結果的に三振を取れて良かった」
―ヒリヒリとしびれる場面で投げる上での心がけは
「いつ投げてもおかしくないのが中継ぎ。普段通り、いつも通りというところを頭に置いて投げています」
―七夕の願い事
「1年間1軍で投げること。もちろん連覇も」
◇野口
―あらためて甲子園のファンに自己紹介を
「長崎出身の、2年目の野口恭佑です、よろしくお願いします」
―初のお立ち台、大歓声はどうか
「歓声がすごいので…すごいです(笑い)」
―5回の初安打を振り返って
「1打席に集中してたので。本当に魂込めてというか集中してたので、本当に打てて良かった」
―ボールが落ちた瞬間の思い
「やった!という気持ち。一生懸命走った。歓声が凄かったので、本当にありがとうございます」
―6回にはプロ初打点となる犠打
「1安打出てたので落ち着いて気持ちも楽に打席に入れたので、いい結果につながったと思う。越えてくれ!と思いながら…よかったです」
―初安打の記念球は
「あります(と披露)。今日はお母さんが(球場に)来てたので、いいところ見せられて良かった。両親にプレゼントしたいと思います。
―お母さまに報告を
「お母さんやったよー!」
―七夕の願い
「今日実は七夕ということで、“初ヒット打てますように”と(短冊に)書いてたので、それがかなって、チームも勝てましたし、いい一日になった。これからもチームの戦力となれるようにがんばります」
◇原口
―ナイスバッティング。今の気持ちは
「恭佑のお母さん、やったよ~!」
―9回2死満塁、そんな思いで打席に入った
「ダッグアウトにいたときからこの場面をイメージして準備していたので、打った瞬間、必死のパッチで走りました。三塁走者が還ったのを見て、ベンチから皆が飛び出して来たのを見て、ほんとよかった。あの輪の中はバモスが飛び交ってました」
―試合前には手術を控える子どもを励ます時間があった。その日に活躍
「お子さんに勇気を与えたいという気持ちもありましたし、良い思い出になって、手術を頑張ってもらいたい」
―七夕の願い
「今日は短冊に書いたことをまさかこういう場面でできるとは。いい週の最後の試合になったと思う。チームもいい勢いに乗りつつあるので、週明けも皆さんの応援で僕たちを後押ししてください」