Infoseek 楽天

泉房穂氏 公選法の改正訴え「いつまでも掲示板みたいなの、いりますか?SNSの時代ですから」

スポニチアネックス 2024年7月7日 23時21分

 兵庫県明石市前市長の泉房穂氏が7日、TOKYO MX「都知事選開票特番 選挙FLAG」(後7・30)に生出演し、現在の選挙のあり方について疑問を口にした。

 史上最多の56人が立候補した乱戦。メディアでほとんど扱われなかった候補者の中にも、まっとうな政策を掲げる人も多くいた。

 MCのジャーナリスト堀潤氏から「メディアのあり方もどんどんアップデートしていかなければならない」と振られると、泉氏は「大きく二つアップデートがいると思う」と返答した。

 「一つは、公職選挙法が時代に合っていませんから。いつまでも掲示板みたいなの、いりますか?SNSの時代ですから、SNSの時代に即した公職選挙法の改正」。都知事選では都内各所に1万4000もの木製の掲示板が設置されており、スマートフォンなどで完結できる時代に即していないことを問題視した。

 また、「マスコミの報道のあり方もどんどん情報発信していかないと。結局、選挙の時って逆に沈黙になってしまっているので、私はもっと積極的に発信していったらいいと思う」と、メディアの報道態勢にも疑問を呈した。

 堀氏が「テレビ討論もあっていいと思う」と話すと、泉氏は「議論を深めないと」と同意。「通った後に意見を届けるのではなくて、選挙期間中に意見交換しながら、公約をバージョンアップすればいいと思う」と、単なる戦いではなく、アイデアの吸収の場にするべきと訴えた。

この記事の関連ニュース