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【阪神・岡田監督語録 ペン取材】野口に8回代走…岡田監督は「情けない(笑い)初めてやもんなあ」

スポニチアネックス 2024年7月7日 23時25分

 ◇セ・リーグ 阪神6-5DeNA(2024年7月7日 甲子園)

 劇的なサヨナラで2カード連続の勝ち越しを決めた岡田監督。試合の流れを変えたのは途中出場の野口の5回のプロ初安打と6回のプロ初打点。それでも8回に代走を送ったことに関して「足がつったんな」と岡田監督は内幕を明かした。「情けない」と苦笑した指揮官だが「初めてやもんな。守ったのも三塁まで走ったのも」と野口の全力プレーをしっかり評価していた。以下は一問一答。

 ――やれやれというか、良かった。

 「いや、良かったっていうか、そらまあ、久しぶりのこういう展開やからな、どっちも点とってね、そういうシーソーゲームというか、今までは点の入らないシーソーゲームやからなあ、やっぱり動きがあったからなんか行けるんちゃうかというのはあったよ、やっぱりな、流れ的にな」

 ――きょうは反発力があった。

 「いや、1試合だけやんか、そんなもん(笑い)。初めて言うてんのにそんなもん、今年初めてで、何試合してんのそんなもん」

 ――相手のミスもあるがツキのある勝ち方はこれまでなかった。

 「ツキというか、今年は結構ファインプレー捕られてるの多いよ、ほんとに多い、いいとこでな。初めてな、相手のミスでもらった点というか、久しぶりじゃないか、こんなの、うん」

 ――野口のような選手が出てきた。

 「いやそら当然出てこないと、しんどいよ、そら、去年のままじゃ、おーん」

 ――しっかり内容のある打席だった。

 「いやもうその通りよ、見たら分かるやん、そんなんなあ、おーん。最後お前、残そうと思ったら、足がつってます言いやがって(笑い)。帰ってこられへんやん、お前。一塁コーチャーがなあ、足つってます言うて、情けない(笑い)。初めてやもんなあ、守ってやらせて」

 ――それだけ緊張も。

 「まあそうやろなあ、そら初めての出場みたいなもんやから、守ってなあ、おーん。そら初めて三塁まで走ったやろ」

 ――打撃はやっぱりいいものが。

 「いや、そらいいよ、おーん。だからなあ、ちょっとずーっと右ピッチャーやったからな、で島田もよかったからな、なかなか使うチャンスなかったけど、今日は左やったからな、豊田と野口でな、2人で行こうと思っとったけどな」

 ――原口が初球打ち。経験がある。

 「まあ、ねえ、結局もうちょっとチャンスでなぁ、最後な、最後の詰めでやっぱりボール球を振るからやっぱりこういうふうになるんやで。もうちょっと楽にいけてるよ、おーん。もっとボール球を見切れたらな。まあ、でもな、なかなかファウル、ファウルであってくるのは難しよ。チャンスとかで。やっぱり一発で仕留める方がな、そっちの方が大事、おーん。相手に与える影響も全然違うと思うし、なあ、おーん」

 ――仮に12回までいっても岩崎、ゲラは使っていなかった。

 「いや、もう使わん予定やった、今日は、おーん。最後もあれや、1点差違った富田やった。2点差やったら富田でいく予定やった。桐敷も使わんとこうかなと思ってたけど。1点になったらな、使わんとしょうがない、やっぱり。お客さんもみんなおるわけやからな。1点だと分からんていう展開になるからな」

 ――2カード連続勝ち越しは交流戦前以来。

 「ああ、そう。そんなずっと忘れてたわ」

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