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「虎に翼」寅子、女優気取り?花江に英語料理本&「お金は十分家に」ネット心配「家庭を顧みない父親」

スポニチアネックス 2024年7月8日 8時17分

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は8日、第71話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第71話は1951年(昭和26年)、佐田寅子(伊藤沙莉)は米国視察から帰国。刺激を受け、さらに張り切る寅子に“新しい時代の女性の代表”として雑誌から密着取材の依頼が舞い込む。家族を巻き込んでの取材対応。猪爪花江(森田望智)を筆頭に、猪爪家の面々は笑顔だが、様子がおかしい…という展開。

 おしゃれなワンピース姿の寅子は颯爽と職場へ。サングラスを外し「ハーイ!ご無沙汰しております」。多岐川幸四郎(滝藤賢一)と汐見圭(平埜生成)の予想外の反応に不満だったものの、米国の家庭裁判所の様子を報告した。

 マンハッタンの家裁は家事部に21人、少年部に27人の調査官。ただ、多くのケースは話し合いで解決している日本に対し「(我々米国も)負けていられないと感じていただきました。私たちが作ってきた日本のファミリーコートも捨てたものじゃない」「皆さん胸を張りましょう。子どもたちとご家庭のために頑張りましょうね」と誇らしい。

 寅子の帰宅は遅い。花江が「そろそろ帰ってくるんじゃないかしら」と伝えると、猪爪直人(琉人)猪爪直治(楠楓馬)佐田優未(竹澤咲子)は勉強のフリ。直人が「トラちゃん、派手だね」と出迎えると、寅子も「女優さんみたいでしょう?」とまんざらでもなかった。

 米国土産。花江には美容クリームと英語の料理本、子どもたちにはお菓子と英語の本。微妙な空気が流れる。猪爪直明(三山凌輝)はこの年から中学教師。

 雑誌の特集を提案してきたのは、現在はフリーの記者・竹中次郎(高橋努)だった。寅子と久々の再会を果たし「男社会で危なっかしく暴れ回って、ここまで出世して大したもんだ。みんな、お嬢ちゃんの言葉を聞きたがってんだよ。あんたは、世の娘さんたちの希望の星なんだから」と称えた。

 「いつの頃からか、子どもたちは花江の前では伸び伸びと、寅子の前ではお利口さんでいるようになりました」(語り・尾野真千子)

 取材のため、花江は子どもたちの洋服の新調しなければならないと出費を心配。寅子は「お金は私は十分家に入れてるんだから」と父、夫のように語った。

 SNS上には「アメリカナイズされた寅子」「お洒落するのはいいけど、真っ先に家に帰って、優未ちゃんを抱きしめるところからだよ」「勢いづいてる寅子がつらい」「親の手前、誤魔化すことを覚えてきた子供たち…」「しかし母である寅子は優未の本心を知らないの悲しい」「花江ちゃんいなかったら家庭崩壊してるな」「寅ちゃん、家庭を顧みない父親のようになっている」「花江ちゃん、爆発までのカウントダウン」「いけすかない女を巧みに演じる伊藤沙莉」などの声が上がった。

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