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橋下徹氏 古巣・維新を批判「自民党よりも自民党の政治家みたい…飲食代も領収書は黒塗りが必要だとか」

スポニチアネックス 2024年7月8日 10時13分

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が8日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。7日に投開票された、任期満了に伴う東京都知事選の結果に関連し、日本維新の会を批判した。

 都知事選では、無所属現職の小池百合子氏(71)が270万票以上を獲得し、無所属新人の前広島県安芸高田市長石丸伸二氏(41)、無所属新人の前参院議員蓮舫氏(56)らを破って3選を果たした。

 小池都政2期8年の評価や少子化、災害対策が主な争点となった。小池氏を自民、公明両党と地域政党「都民ファーストの会」が支援、国民民主党都連が支持した。投票率は60・62%で、前回を5・62ポイント上回った。

 得票数は、小池氏が約291万票で42・8%、石丸氏が約165万票で24・3%、蓮舫氏が約128万票で18・8%、田母神氏が約26万票で3・9%で、田母神氏以下53人の候補者は得票率10%に満たないということで供託金没収となる。

 2010年に地域政党・大阪維新の会を結党し代表に就任、12年に国政政党・日本維新の会代表に就くなどした橋下氏は、2億円超の献金、5千人超のボランティアを集めた石丸氏について「僕も大阪で実は石丸さんと同じような政治スタイルを目指してやってきたつもり」と言い、「ですけれども、いつの間にか自分がつくった政党が、維新の国会議員というのが自民党よりも自民党の政治家みたいになってしまって、飲食代も領収書は黒塗りが必要だとか、そんなことばっかり言い出すようになってきた」と指摘。「だから、将来世代の票を集めるのを、維新がやろうとしていたところを、石丸さんがもし政治グループをつくったらそっちにガッと票が流れるような感じがしていますし、期待しています」と自身の思いを述べた。

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