大リーグ機構は7日（日本時間8日）、今月15日（同16日）にテキサス州アーリントンで行われるオールスター戦の出場全選手を発表。ブルージェイズ時代の2021年以来2度目の選出となったテオスカー・ヘルナンデス外野手（31）が球宴前日に行われる本塁打競争への出場を希望した。
3年ぶりの選出となった球宴に向け「チームに求められることをやり、チームを助けることができたのは素晴らしいこと。まだ前半戦は1週間残っている」と意気込んだ。
また、本塁打競争については「私のキャリアとしてどんな感じかやってみたいと思っている。まだどうなるか分からないが、MLBが出てほしいというなら出場には前向きな気持ち」と話した。
T・ヘルナンデスの意向を聞いたデーブ・ロバーツ監督も「彼がホームプレートからたくさんの本塁打を打って、ファンを熱狂させたいのならいいこと」と容認する考えを示した。
大谷は昨年9月に手術した右肘のリハビリ中のため、球宴前日恒例の本塁打競争は3年連続で辞退する方針。28本塁打の大谷に次ぐチーム2位の19本塁打を放っているT・ヘルナンデスの活躍に期待がかかる。