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横浜FW西村拓真「覚悟を決めてピッチに立ちたい」 セルベットへの期限付き移籍から復帰後初の取材対応

スポニチアネックス 2024年7月8日 13時14分

 横浜F・マリノスは8日、天皇杯3回戦の敵地・J2水戸戦(10日、ケーズデンキスタジアム水戸)に向け、神奈川県横須賀市内のクラブハウスで全体練習を行い、冒頭15分を報道陣に公開した。

 スイス1部セルベットに期限付き移籍していたFW西村拓真(27)がチームに復帰後、初の取材対応。「大きな責任はあると思うし、しっかり覚悟を決めてピッチに立ちたい」と意気込んだ。チームは現在13位に沈む。「とても苦しいと思うが、全然僕らなら巻き返せると思う。みんな勝ち方は知っていると思うので、それをやるだけ」と語った。

 西村は今年1月に完全移籍のオプションが付いた半年の期限付き移籍でセルベット入り。ロシア1部CSKAモスクワ(18年8月~20年1月)、ポルトガル1部ポルティモネンセ(20年1月~20年3月)に次ぐ2度目の海外挑戦で、公式戦22試合5ゴールの記録を残した。

 セルベットは西村の実力を高く評価し、完全移籍で買い取る意思を見せていたが、最終的にはオプション行使を断念。西村は「半年で大きな成長はできていないと思うが、いろんな経験は半年でも濃かった。それを今後のサッカー人生につなげていければなと思う」と力強く語った。

 選手登録が完了すれば14日のホーム鹿島戦から出場が可能になる。「そこに対して準備している。僕一人で何かを変えることはできないと思うが、ピッチでの責任は自分の特長を存分に出して、それがチームのためになればいい」と覚悟を示した。

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