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カジサック、久々のテレビ出演に“心折れた” 「もう無理です」「プロ意識がないと言われたらそれまで」

スポニチアネックス 2024年7月8日 14時52分

 お笑いコンビ「キングコング」が、8日までにYouTubeチャンネルを更新。“カジサック”こと梶原雄太(43)が、6月に出演したテレビ朝日系「アメトーーク!」(後11・20)の収録を振り返り、テレビ出演について「無理」と率直な思いを吐露した。

 6月28日に放送された「アメトーーク!」では、「あれから5年…激動の同期芸人」と題して、「キングコング」や「南海キャンディーズ」の山里亮太、「ダイアン」などNSC22期生の人気芸人たちが集合した。同期だが、「今もなおギスギス状態」というこの代。2014年、2018年にほぼ同様のメンバーで行われた企画の第3弾で、この放送でも小競り合いが絶えないかった。

 梶原はこの日の動画で、「アメトーーク!」出演の反省点を「いろいろ分析した」と報告。「今までもひな壇が苦手で、コンビで出たときにやっぱり西野の話になる…と。俺は西野の活動をいじるのはあんまり好きじゃないから、結局厳しいよねとか、いろんな理由がありました」とした上で「いったん、忘れてください。もう無理です」と宣言。相方・西野亮廣が「期待させてしまってすみませんでした。テレビ戻るって言いましたが、無理です」と補足した。

 梶原は「僕、分かったんです。なぜか。そもそも大前提で、人数が多いのがあんまり得意じゃないんですよね。昔からなんですけど」と、自身が大人数向きでないとした上で、「一個、忘れてたことを思い出したんです。“ハングリー精神”がないのよ」と説明。「『はねるのトびら』やってる時だって同じだったけど、あそこで頑張れていたのは“テレビで結果を残さなければいけない”というモチベーションがあったから、多分、無理していた。俺は今、完全に軸足をYouTubeに置いている」と振り返った。

 2000年代にフジテレビ系バラエティー番組「はねるのトびら」で大ブレークし、数々の冠番組を抱えてきたキングコング。そのため、若手の頃に「大人数がいるようなバラエティー番組にゲストで出てなかった」という。そのため、大人数でのバラエティー番組に少なからず“苦手意識”を抱いているそう。

 梶原は「今回『アメトーーク!』さんにお呼ばれされたことは本当にありがとうございます」と感謝を伝えるも「こちら(YouTube)にホームグラウンドがあるから。もちろん、素晴らしい番組というのは分かってる。俺は、『はねトビ』が終わってから『YouTuberカジサック』が始まるまでの間、確かに背伸びしてたんですよ。西野がテレビに出ない分、勝手に俺は、『キングコング』の看板を背負ってテレビ出な!と思っていた」と過去のテレビ出演時の思いを回顧。「「ぶっちゃけ技術もない。ハングリー精神があったかと言われたら、なかったかもしれない。でも、とりあえず家族も食わさなと…って、看板を勝手に背負って、オファーもらったら出なあかんやろぐらいの気持ちで、何とかここで結果を残してと思っていた」と思いを吐露した。

 ただ、アメトーーク!収録については「本当に楽しかった」という。その結果、「ハングリー精神がないから楽しんじゃう」のだといい、「プロ意識がないと言われたらそれまで」と反省。「例えば、今軸足を置いているYouTubeは毎日が宿題。数字との戦いでもあるからそれを意識するけど、じゃあ俺がテレビに出たときに、一体何をモチベーションに頑張るの?ってなった」と本音を明かした。

 西野が「アメトーークを楽しくしたい、じゃないですか?俺は結構そう」と答えると、梶原は「俺と西野と蛍原さん、例えば3人だったらそうなの」といい「そもそも団体芸が苦手」と再度主張。西野は、梶原について「モチベーションがないというのも要素の一つだと思うけど、僕が見るに、“お決まりの型”みたいなのがない。梶原さんの“何をすればいいのか分からない”というのは、周りからすると困りごとなのかもしれません」と、うまくいかないと感じる理由を冷静に分析していた。

 この動画には「梶原さんが卑下するほど、下手の介じゃなかったで」「アメトーク面白かったです 梶原さんはテレビで堂々としてるだけで様になると思います」「しっかり面白かったと思うんだけどなぁ…と思ってコメ欄開いたらそう思ってた人多くて安心した ちゃんと笑えたから今後もたまにTVでキングコング見たいなぁ!」「今回のアメトーーク!お2人とも良かったと思いましたよ。めちゃ面白かった」「え?今回のアメトーク全然気にならなかったしチームプレイで笑わせてもらったし梶原さんそんな変じゃなかったですよ」「アメトークめちゃくちゃおもしろかったです 梶原さんもすごく自然で全然反省点なんて観てる方からするとわからなかったです また出て欲しい」と、応援の声などさまざまなコメントが寄せられた。

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