俳優の大森南朋(52)が8日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲストとして生出演。父で俳優の麿赤兒(81)に借金をした過去について語った。
この日スタートする同局ドラマ「マウンテンドクター」(月曜後10・00)で共演する俳優の杉野遥亮と共に、ゲストに対する勝手なイメージについて語る「ぽいぽいトーク」のコーナーに登場。「下積み時代、バイトしまくったっぽい」とのイメージを振られると、「〇」の札を掲げてみせた。
「アルバイトするしかないですからね、植木職人見習い、カラオケボックス店員、ビルの清掃、古着屋さんとかあとはショップ店員系、原宿・竹下通りとか。Tシャツ売ってました」と大森。
バイトしながら役者をするのは大変だったかと問われると、「そうですね。バイト休まなきゃいけないんですよね。俳優の仕事が入ったら。そうすると固定収入がなくなるんですよね。でも役者の仕事って仕事してからお金が入って来るまで少しスパンがあるんです。そうするとある日うまくいかなくなることが起きるんですよ。あれ、今月お金がないみたいな」といったこともあったと話した。
そこであまり人に金を借りることはないとしながらも「父親にお金を借りにいったんですよ」と初めて麿に借金をすることにしたという。「20万円だけすぐに返すから貸してくれないかなあ」と申し入れ、東京・吉祥寺の喫茶店で待ち合わせることになった。
そうして麿に会うと「おっ」と言って封筒を差し出された。「開けたら10万円しか入ってなくて」と「10万円じゃちょっと足りないんだよね」と話したものの麿からは「それが限界だ」と返されたという。
「でもまあ10万円でもありがたいので、持って帰ろうと思って。10万円足りないから、ちっとか思いながら帰ったんですけど」。すると翌月から「取り立てが凄いきつくて」と厳しい催促があったとした。
「そりゃあ父親だから、半分もらったも同然。大き目のお小遣いじゃないかな」という気持ちでいたというものの、「全然全然。誰よりも取り立てが厳しくて」と苦笑した。
MCのフリーアナウンサー・神田愛花が「お父さまはコワモテでらっしゃるから、本物の取り立てみたいですね」と語ると、大森も「怖い、あちらの人みたいな」と同調。麿からは「あれ、どうなった?10万円どうなった」と言われたとしたものの、その後は「ちゃんと返しました。すぐぐらいに。アルバイト頑張って」ときっちりと返済したと語った。