バレーボールの「日本代表壮行会～パリ2024オリンピック」が8日、都内ホテルに多くのファン、関係者を招いて行われ、パリ五輪に出場するバレーボール男女とビーチバレーボール女子の日本代表が出席した。
バレーボール女子日本代表は昨年のパリ五輪予選で出場権を獲得できず、今年のネーションズリーグ1次リーグ後の世界ランクで切符を手にした。
ファンの前でマイクを握った古賀紗理那主将（NEC）は「ネーションズリーグはたくさんの方の声援のおかげで出場権を獲ることができた。パリ五輪では予選からタフな試合が続くけど、チーム一丸となって戦っていきたい」と決意を表明した。
初出場だった前回の21年東京五輪では1次リーグ敗退で悔しい思いを味わった。しかしネーションズリーグで初の銀メダルを獲得するなどチームは確実に進歩している。パリでの目標は「メダル獲得」に設定した。
2度目の五輪に挑む古賀は「東京に比べて個々のスキルが上がった。チームとして組織的に動く精度も上がっている。日本は身長が低いので、プレーの精度、クオリティーを高く、それぞれが少しずつの勇気を持ってプレーすることが勝つために必要になる」と自信をにじませた。