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東国原英夫氏 蓮舫氏の敗因を分析「首長はすべてを包含しなくては…都民が見抜いたのかな」

スポニチアネックス 2024年7月8日 16時33分

 元宮崎県知事で衆院議員も務めた東国原英夫氏(66)が8日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、7日に投開票された東京都知事選で惨敗した前参院議員の蓮舫氏(56)の敗因を分析した。

 現職の小池百合子氏(71)が3選を果たした一方で、蓮舫氏は前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏にも届かず3位に終わった。

 蓮舫氏について、東国原氏は「昔からの友人なので、厳しいことを言いますけど」と前置き。「今回の敗因はいろいろ言われます。共産党さんを前に出しすぎたとか、さまざまなことを言われますが、蓮舫さんを生理的に嫌いな人が多いと思います」と私見を述べた。

 MCのフリーアナウンサー石井亮次が「あらら…」とフォローできずにいると、東国原氏はさらに「厳しいことを言いますけど。現場を見てそうでした」と、演説現場での聴衆の印象に触れた。

 「蓮舫さんって非常に優秀な人間で、一つのイシュー(問題)について切り込んでいく。批判する能力はものすごくあるんですが、首長というのはみんな、すべてを包含しなくてはいけないところがあって、その能力に欠けているということを都民が見抜いたのかな」

 蓮舫氏のことは長年、知る間柄で、「個人的にはいいやつなんです、彼女は」とフォローも。「テクニック的に非自民、反小池を選挙に持ち込んだ作戦、最初からビジョンをボンと挙げなかった…そういったこともあります。共産党さんが前に出て、立憲民主さんの中でさえも(票が)割れてしまった」と、考えられる敗因を列挙した。

 東国原氏も宮崎県知事選、東京都知事選と、首長選挙を何度も戦った。「首長選挙というのは、その人を見るんです。それが大きかったですね」と、経験に則して語った。

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